10月13日14日、日本障害者歯科学会と京都に行ってきました。京都見学編

京都編

日本障害者歯科学会の次の日に京都に行ってきました。

大学3年生の息子と5か所のお寺を巡ってきました。息子との2人旅は初めてでした。

息子と2人で旅行に行ったのは、息子(歯科の学生ではありません)に就職活動を相談され、いろいろ話をしていくうちに「今回、私が神戸に行くから今後のために一緒に行って大阪と京都を見ておいた方がいいのではないか」ということになったからでした。息子にとって丸一日一人で大阪を見てくることやあまりお寺に興味がないのに京都に行くことがどうなるのかをということも楽しみの一つでした。

京都見物は、金閣寺、等持院、龍安寺、仁和寺、そして東寺という計画でした。

なぜこの計画を立てたというと、私が高校時代に訪れた等持院で庭を見たときにとても感動したことを覚えています。その感動をもう一度味わいたかったからです。金閣寺、龍安寺、仁和寺が計画に入ったのは、はっきり言ってついでに国宝もみちゃえと考えただけだったのです。

とにかく、京都駅から市バスに乗り金閣寺に行きました。

金閣寺

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参道を歩いていくと金閣鹿苑寺の方丈を特別公開していました。金閣寺の入り口とは別で料金も1000円(金閣寺見学は400円)ほどかかりました。はじめはこれでまた金閣寺を見るのに400円かかり、2人で3000円くらいかかるなと思ったのですが、中でいろいろ説明してもらえてとても有意義でした。あとで息子が「京都で一番よかった。」、「俺も同感だよ。」と話したほどでした。特によかったのは金閣寺の本尊を見られたことでした。普段は公開しておらず今回特別公開で本尊を公開していました。また、現在、金閣寺の上に載っている鳳凰は、3代目で一代目の鳳凰が展示されていました。金閣寺はご存じのように1950年に焼失しています。ところが消失する前に初代の鳳凰は取り外されていたらしいのです。ですからこの方丈でみた鳳凰は当時のものなのです。これにはとても驚きました。また、方丈から金閣寺も見ることができました。 

等持院

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自分にとって今回の一番の目玉です。この等持院足利家の菩提所です。足利氏の歴代の将軍の像が安置されています。将軍の像が安置されている霊光殿はとても目を見張るものがありました。ただ、なぜ、徳川家康の像も安置されているのには疑問でした。

そして一番気になっていた庭です。回廊を進んでいくと本当にきれいな庭が広がってきました。池、木々、茶室本当に素晴らしい佇まいです。ただ、残念なことに高校時代に感じた感動はありませんでした。 

龍安寺

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有名な石庭はきれいででしたが龍安寺自体が木々に邪魔されて全体像がつかめずいまいち感動できるものでありませんでした。ちょっとがっかり

 

仁和寺

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はっきり言って今まで全然知りませんでした。国宝が多々ありすべて本物だということと特に仏像に圧倒感を感じながら見学してきました。国宝の金堂の中は見ることはできなかったけれど、五重塔、霊宝館、御殿等確かにすごいものがありました。写真は左が御殿から庭と五重塔を見たところ、右は仁和寺と書いてある瓦が全て違うところがすごい。

東寺

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京都駅近くの東寺と移動しましたが、この時点で16時を過ぎており、東寺には20分ほどしかいられませんでした。ほとんど見られずがっかりです。

今回の旅行は、息子ともいろいろ話ができ、勉強もでき、見聞もできました。充実した旅行でした。