かみ合わせ治療の症例を第69回栃木県歯科医学学会で発表してきました
11月3日に開催された第69回栃木県歯科医学学会で
「顎位修正により首のこり・肩こり・腰痛の改善と共に心理面にも好結果をもたらした1症例」という演題で発表してきました。
この患者さんは、歯の基礎的な歯周病の話、顎関節の解剖学的なことからどの症状はどこが原因でこうゆうふうに症状が出ている、などあるいは、頭に付着している筋肉とその作用のこと、いろいろな痛みの症状は、この筋肉からでていて、かみ合わせとの関連など、心の持ち方などの心理学的な面でのこと、脳科学的なこと
まで、色ろなことをトータルすると10時間くらい話をしています。
この方に限って多くのお話をしているわけではなく、あご矯正をしている患者さんには必ず3時間以上の話はしています。患者さんのかみ合わせ治療のわかりズラさの解消とともに、私術者の患者さんの考え方を知るうえで大切な時間と思っています。
今後もいろいろな患者さんを学会で発表したいと思っています。発表することで多くの先生方にこの治療を知ってもらうと共に限られた先生にできる治療ではなく、歯科医師みんなができる治療になることを願っているからです。