6月8日 小野寺北少学校で講和をしてきました

6月8日水曜日に2,3,4時間目の授業の枠をいただきまして子供たちに講和をしてきました。

① 2,3年生には、歯ブラシ選びをしてみよう。

② 1年生は歯をみがこう

③ 4,5,6年生には、歯の役割について考えてみよう

以上の演題でいろいろ子供たちと問答してきました。

①汚れはどこに残りやすい?

②虫歯はどこにできやすい?

③歯に汚れを書いてみよう

④いろいろな歯ブラシで磨いてみよう。

⑤感想

以上のようなワークシートを作成しておきました。

2,3年生は、まず、同世代の実際の模型にマウスピースを作成しました。

そのマウスピースに水性ペンで汚れを書き込み、用意しておいたいろいろな種類の歯ブラシ(普通の歯ブラシ、義歯用ブラシ、歯間ブラシワンタフトブラシなど)で子供たちに基本的なこと(毛先をまっすぐに当てることのみ)を教えて子供たち自身に考えてもらいながらいろいろ試してもらいました。

どの歯ブラシを使用し、どうゆうやり方で行い、何回くらいやれば汚れが落ちるのかを実際にブラッシングをしながら体験してもらうことが目的でした。

授業の後の感想は、いろいろな歯ブラシがあった、自分のぴったりな歯ブラシで磨いたほうがいい、歯を磨くことは大切であった、などでした。

1年生は、作成されている大きな模型をつかって、やはり実際に水性マジックで汚れを書いて、それを大きなブラシを使って落とすということをやり、その後実際にブラッシングをしてもらいました。

1年生は大きな模型を使用して、2,3年生は実際の口に近い模型を使用することリンクさせてみました。また、1年生のブラッシングをみて本当に毛先がきちんと歯にあてることができているのを見て本当に上手であると思いました。毎年1年生を見ているのですが本当にみんな起用で上手にできています。考えてみれば、歯ブラシはイメージを持って行わないとできない行為です。自分の歯を直接目で確認できません。鏡を使用すると逆に映るので余計にわかりづらくなります。自分の思った通りにできる素晴らしいことだと思います。

4,5,6年生は、歯の役割について皆で話し合いました。食べる、しゃべる、表情を作る。体のバランスを保つ、脳に刺激を与えるということを問答形式で話しました。特に体のバランスを保つということは、実際に体験しました。

まず、目をつむり、片足立ちをします。この時に歯をぐっと噛んで片足立ちをしてもらいました。すると、ほとんど立ってられずにみなバランスを崩してすぐに目を開き両足立ちをしてしまいました。

次に、口を半開きにして、やはり目をつむり、片足立ちをしてもらいました。するとみんな結構立っていられました。歯はバランスを保っているということをみんながわかってくれました。

その後は、食べるということに重点を置き、前歯、奥歯の役割や歯だけでなく舌、頬も使用して食べて知ることを実際のガムを使い考えながら食べてもらいました。

するめを前歯でだけで食べてみたり、前歯を使わないで奥歯だけで直径7センチくらいのパンを食べてみたりしてました。いろいろ実験していろいろなことをわかってくれたようです。

授業の後の感想では、歯はバランスにも関係してしていることが分かった。1センチくらい明けるとバランスが取れることがわかった、前歯と奥歯で食べるものを分けたりできて、歯の形や役割についてわかりました。歯の役割は食べるだけじゃなくて表情やバランスなどいろいろあるのだということがわかりました、などの記述がありました。

 

毎年授業をさててもらっていますが、

授業をするまでどんなことをしようか?
何を食べて体験しようか?

などいろいろ考えていることが楽しみでもあり苦しみでもあるというのが本音です。

この苦しみはいやな苦しみではなく生み出しの苦しみであり以前の自分を乗り越えるためのものであると思っています。また、来年もできたらいいなと思っています。来年は何しようかな?