かみ合わせの講演内容3

かみ合わせが悪いとどんな症状が出るの?

頭痛、首筋のこり、肩こり、腰痛、膝の痛み、うつ、不眠、顔のゆがみなどいろいろな症状を消失または改善することができます。どうしてかみ合わせ治療でこれらの症状が治ってくるのかをお話していきます。

頭痛

まずは、頭痛ですが、頭痛は、あごあるいは頭についている筋肉の緊張によっておこることが多いのです。脳の腫瘍とか脳内の出血とかそういったものではありません。普段頭痛があってお医者さんから「原因が分かりません。脳とかに問題はありません。」などと言われた場合のお話です。あごと頭には、咀嚼筋と呼ばれる大きな筋肉がついています。咀嚼筋は、4つありすべて1対であり、名前はそれぞれ咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋と呼ばれています。頭痛として症状が出るのは側頭筋が多いようです。

側頭筋は名前の通り頭の横に広く分布してあごについている筋肉です。左右に1対あるので、たとえばあごが右にずれていれば左右の筋肉の動きが違ってきます。動きが違って来れば当然どちらかに負担がかかります。すると、どちらかの筋肉が筋肉痛を起こしてそれが頭痛として感じるのです。また、側頭筋は前と真ん中と後ろで筋肉の走行が違うので、左右にあごずれしている人は、後ろの方の頭痛が多く、前後にあごずれしている人は、前方の頭痛が多いです。また、頭痛を感じていない人でも自分頭を指で押すと(側頭筋のついているところ)痛みを感じます。

咬筋はいわゆる「ほっぺた」の筋肉です。

よく「えらが張っている」という表現をすることがあります。「このえら」が咬筋です。

この筋肉に痛みがある人は、私の経験でなかなか稀な場合が多いです。

咬筋に痛みがある場合は重症化している場合が多いです。

外側翼突筋は、あごの関節ととても関係があります。あごの関節に付着している筋肉だからです。

外側翼突筋は、頭痛の症状がない人でも触るととても痛がります。口腔内から指を入れて外側翼突筋を触ると飛び上がる人はたくさんいます。

なぜ、外側翼突筋が痛いのかというと外側翼突筋はあごの関節と頬骨についているのでいつも動いています。ですから筋肉痛を起こすことが多いのです。

内側翼突筋は、咬筋の裏側にある筋肉で咬筋と同じようにあまり痛がらないことが多いです。

首のコリ

首のコリは、首の後ろの付け根に手をあててカチカチ噛んでみてください。すると手に筋肉の動きを感じることができると思います。首についている筋肉がかみ合わせをすると動くということは、かみ合わせと首は連動しているということです。かみ合わせが悪いとその悪いかみ合わせが首に悪い影響をもたらします。そして首のコリが起こることが分かると思います。

肩こり、腰痛、膝の痛み

あごずれを起こしているとどうしても人間の重心がずれてきます。たとえば、あごがずれていると直立している場合、どうしても全身の重心がずれてきます。その重心のずれを修正しようとして両肩がバランスを取ろうとします。その両肩が重心のバランスを取ろうとすることによって肩の位置がずれていきます。そのずれを今度は両腰が修正しようとします。その修正をすることによって、また両腰のずれが起こってきます。そして全身にずれが起こってあちこちに筋肉の緊張がおこり、それが、コリとなっていろいろなところに痛みを起こしてくるのです。

うつ、不眠に関しては、かみ合わせと脳はどう関係しているの?のところで説明します。

顔のゆがみは、かみ合わせの講演した内容2のイラストを見てみるとよくわかります。

顔は両目のライン、鼻筋、唇の線、下あごの線などいろいろな線があります。

あごずれを起こしているとあごについている筋肉や顔の表情筋に左右に差が出てきて、それによっていろいろな線が少しずつずれてしまいます。そして顔のゆがみが起こってくるのです。