かみ合わせの講演をした内容1

かみ合わせって?

かみ合わせは、2つに分けると分かり易いです。

1つは、「カチッと咬んだ位置」でのかみ合わせのことをいいます。

これは歯が上下に全部歯があっても、上あるいは下に1本しかなくても構いません。とにかく普通に歯をかみ合わせた場合をいいます。

「私は右下の歯が1本無いんですよ。」とか

「右上の歯が2本無いんですよ」とかは関係ありません。

とにかく、歯数に関係なく今ある歯をかみ合わせた場合のかみ合わせを言います。

もう一つは、物を食べた時のかみ合わせです。咀嚼運動に沿ったかみ合わせとでも言いましょうか。物を食べているときは、ただ、上下の歯がカチカチと合わさっているのではないのです。物を食べる時は、牛のようにあごは多少左右にスライドしながら動いているので、この動きは、脳が制御しているのですが、この動きに合っているかどうかが問題です。この物を食べる動きに歯のかみ合わせがあっていないと

これは、「私は、右ばっかりで食べているんですよ。」とか

「左では食べづらいのです。」とか

「肉がかみ切れないんです。」

「ガムは噛まないのです。」

などということが起こります。

2つ目は、物をかむことに関したかみ合わせを言います。

以上のようにかみ合わせというのは、


カチッと咬んだ位置でのかみ合わせ(静的咬合)


物を食べるかみ合わせ(動的咬合)

ということになります。

正しいかみ合わせとは?

写真を見てみると分かり易いので写真を見てみます。

IMGP8953.jpg

上顎の歯が下顎の歯の外側に来ています。上の歯列が下の歯列を覆い、上の歯列に舌の歯列にはまり込んでいます。この状態で全部の歯が接触している状態が良いかみ合わせといいます。また、この良いかみ合わせの状態から物をかむときの運動に合ったかみ合わせを「物をかむのに良いかみわせ」といいます。

かみ合わせのことを考える時には、2つのかみ合わせに対する考え方があり、この2つの考え方をしっかり把握しておくことが大切です。

今回の講演では、「カチッと咬んだ位置でのかみ合わせ」について講演します。