かみ合わせ治療 実際の患者さん1

30代女性の患者さんの場合

主訴:急に腰が痛くなって歩けなくなった。

ある日、急に腰が痛くなって歩けなくなったそうです。以前から多少腰痛はあったもののこれほど痛いのは初めてだったそうです。

来院時は母親に連れ添ってもらっての来院でした。

この患者さんは当医院で衛生士をしてくれていた人でした。

いろいろ話を聞くと何をしても治らなくて、私が行っていたかみ合わせ治療を思い出し、私に一度見てもらうとわざわざ嫁ぎ先の東京からきました。

「先生。腰痛をなおしてください。」と言われました。

まずは、丸山式バイトスティックにてあごずれを修正してみました。

すると、「あ、いたくなくなった。」といいました。ところがその言葉を発した瞬間にバイトスティックがずれて、「あーあまた、腰が痛くなってきた。」となってしまいました。

もう一度ステッィクを入れてみると今度は、指でOKのサインをしました。

そのかみ合わせの位置をシリコンで固めてかみ合わせを取るのですが、この時にまた動いてしまい。腰の痛みが出てしまいました。もう一度バイトステッィクを入れ、シリコンでかみ合わせを取ろうと思いましたが、今度は材料がなくなってしまい、歯科の材料屋まで1時間かけて取りに行きました。材料がそろったところでもう一度バイトスティックを入れてみてシリコンで固めて腰の痛いのがないかを確認していると、シリコンで固めたバイトスティックを外しながら、「椅子に座って足をぶらぶらさせると痛いんです。」と言いながらシリコンで固めたバイトスティックを口に入れながら、 椅子に座り左足をぶらぶらさせて言いました。「全然痛くない。これなら大丈夫。」と納得していました。

無事に正しいかみあわせを取ることができ、その日を終了することができました。

1週間後、MFAが出来上がり、30分口の中に入れてもらい正しいあごの位置になじむまで待ち、多少の微調整をしました。すると腰の痛みはなくなり、とても良い顔になっていました。さらに1週間後に来院したときは、開口一番、「よーく眠れました。」と言われました。腰はよくなり、座って左足をぶらぶらさせてもまったく痛くないといっていました。

平成24年の12月に久しぶりに少し腰が痛いからといって来院しました。この時もMFAを少し調整しただけで腰の痛みもなくなりました。本当に調子が良いようです。